相談員研修会の開催について

「支援者のセルフケア~芸術療法を学びのツールとして自分自身をふりかえる~」

今年度、民間相談機関連絡協議会では、1年間を通して『支援者を支援する・支援者自身のケア』をテーマにつながりのある「相談員研修会」や「相談機関研究協議会」を開催したいと企画し、進めております。
今回の研修、前半は芸術療法についての講義、後半は実際にコラージュを体験し、言語以外の表現について実感するワークショップです。
“絵を描くことは苦手”と懸念をもっておられる方もおられるかもしれませんが、心配無用です。雑誌やチラシの中の写真や絵を切り抜き、心のおもむくままに貼り付けていくだけです。できあがった物を見た時に意外な発見や思いがあることに気づきます。
自分自身をケアする貴重な機会にしていただけるよう準備を進めていますので、多くの参加をお待ちいたします。
1.日 時: 2013年11月25日(月)13:00~17:00(受付開始12:30~)
2.講 師: 講師 鈴木康明 氏(東京福祉大学大学・大学院教授)
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【講師の鈴木先生より】
さまざまな「人」にかかわるみなさん、そのみなさんの健康はどのように保たれているのでしょう。私は東日本大震災をきっかけに、ことさらそのことを考えるようになりました。そして気がついたことは、まず、かかわるご自身がご自分を大切にすること、そのためのセルフケアの必要性でした。
このたび芸術療法を枠組みとする講義と演習を担当することになりました。どうぞひとときゆっくりとお過ごし下さい。
【講師略歴】
1956年生れ。早稲田大学教育学部教育学科教育学専修、筑波大学大学院教育研究科カウンセリングコースで学ぶ(教育学修士)。
東京外国語大学助教授、国士舘大学教授を経て、2008年4月より現職。
専門は死別ケアと芸術療法。死生学を枠組みとするDeath and Grief Education(死と悲しみの教育)にも関心を持つ。
日本カウンセリング学会理事、認定カウンセラー会理事(危機支援部会長)、神奈川県支部会支部長。芸術療法士。
日本カウンセリング学会が行う「死別の悲しみをわかちあうオーロラの会」と、東日本大震災における被災者支援活動に責任者としてかかわる。他に、東京・生と死を考える会副会長として、「死への準備教育研究会」を運営すると同時に、NPO全国自死遺族総合支援センター・グリーフサポートリンクによる「親を亡くした子どもとその家族の集い」の運営委員も務める
3.場 所: 東京ボランティア・市民活動センター 会議室
     (新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
4.対 象: 民間相談機関連絡協議会 会員
     (定員に余裕のある場合は一般の方も参加できます)
5.参加費: 会員 2,000円  一般(非会員) 2,500円
6.定 員: 50名(定員になり次第締め切ります)
7.締 切: 11月20日(火)
8.申込み: 下記のリンクから申込書をダウンロードの上、メールまたはFAXにてお申し込みください。
      Fax 03-3235-0050(メールボックス60番)
      メール info@minsouren.org

<要項&申込書はこちら>