「手から手へ光を、時代から次代へ生命を」

メアリー・リッチモンド氏のイラスト

2002年7月、民間相談機関連絡協議会設立総会を経て、126団体の加盟により立ち上げた組織です。本会の第1代会長を務められた小松源助教授(日本社会事業大学名誉教授)は設立時の思いをソーシャルワーカーの母といわれるメアリー・リッチモンドの言葉である表記の言葉を引用して5周年記念式典にこの会の設立の願いを語っています。相談活動を続けるには学ぶこと、つながることの大切さを伝えあうことであると訴えました。

民間相談機の強みは、制度・政策に縛られない相談活動を通して、人と人との豊かなつながりを作り、垣根を超え専門性を越境し、様々な相談機関、団体が参加しています。課題を抱えて悩んでいる人、不安、悲しみ、寂しさに寄り添う相談活動を学び合う場を目指します。本会を設立したお一人で日本いのちの電話連盟を設立された第2代会長の斎藤友紀雄さんは「民間相談機関の充実は市民社会の成熟度の指標です」と語っております。

より良い相談活動を進めるには、適切な情報を集積すること、自分を磨き仲間で学びあう場を持ち、研修を重ねることがとても大切です。

一緒に情報を分かち合い、学びの場を共有しましょう。

会長 山崎 美貴子
(東京ボランティア市民活動センター所長)