勉強会の開催について

「学校における自傷予防〈自傷のサイン〉プログラム実施マニュアル」
〜付属のDVDを視聴しよう!〜

 7月15日に松本俊彦先生をお迎えして「自傷行為の理解と援助~故意に自分の健康を害する若者たち~」のテーマで講演をしていただき、若者たちのリストカットの実情をうかがいました。
 ご講演の中で紹介してくださった学校における自傷予防―『自傷のサイン』プログラム実施マニュアルの付属DVDを視聴して学び合いたいと思います。
 皆様ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。お待ちしています。
1.日 時  2013年10月10日(木)18時~
2.場 所  東京ボランティア・市民活動センター C会議室
      (新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
3.参加費  無 料
4.定 員  15名
5.申込み  メール・FAXにてお申込みください。
      ※お名前・所属団体(会員・非会員)・ご連絡先を明記してください。
      FAX:03-3235-0050  メールボックス60番
      メール:info@minsouren.org
学校における自傷予防
著者:ジェイコブ・ダグラス、ウォルシュ・バレント、マックデイド・モイラ、ピジョン・シャロン
翻訳:松本俊彦
 米国のマサチューセッツ州の自殺予防教育プログラムで有名なNPO法人により開発された『自傷のサイン』プログラムの実施マニュアルと、具体的な内容を収録したDVDの全訳。
 本プログラムでは、「Acknowledge(気づき)」、「Care(かかわり)」、「Tell(つなぎ)」というメッセージが繰り返し強調され、自傷が、苦痛を抱え助けを求めていることのサインであることを示し、それに気づくことで適切なかかわりをもち、信頼できる大人や専門家につなげることが重要だと説いている。
 DVDには、教師向け・生徒向けに分かれたプログラムの実際が俳優によってドラマ形式で解説され、実施マニュアルで述べられていることを体験的に理解できるようになっている。
 『自傷のサイン』プログラムに接することで、自傷問題を抱える若者をはじめ、教師や保護者、スクールカウンセラー、養護教諭、また、地域の援助機関のスタッフまでもが、自傷に対する従来の道徳教育とは一線を画す実践的な対処方法を身につけることができる。